8月13日~15日 八方・唐松岳遠征
PENTAX K3Ⅱ
八方駐車場⇒ゴンドラ⇒八方池⇒唐松岳(ピストン)
ガスが取れない不帰の岩峰
軟弱隊都合5回目となる北アルプス遠征、今回は白馬八方池の絶景を含めた唐松岳遠征とした。第一義的には八方池に映る白馬三山を撮る事、ついでに唐松岳に登り、余裕が有れば五竜まで足を延ばすと言うことにしていたが、出発までの1週間は天気予報にイライラする毎日だった。コロコロ変わる予報に一喜一憂、行く先の変更も大分考えてはみたが、結局前日に予定通りの決行を決め、12日夕方集合し一路安曇野を目指して出発した。
途中、休憩と食事、運転者の交代を繰り返し、大きな渋滞にも遭遇する事無く、翌早朝駐車場へ無事到着した。小心者の僕は人の運転する車では余程の事が無ければ眠る事が出来ない為、例によってほぼ貫徹状態で登る事になったが、最初はリフトの乗り継ぎでスタートのコースだったのでちょっと安心していた。
駐車場で準備中にリフトの往復券の割引券の販売、と言う訳の分らない声がかかり、多分どこかの旅館従業員のこずかい稼ぎだろうと思いながらも、結局それでリフトが千円引きになり、取り敢えず買ってよかった(笑)
今回も全員ザックの重量は測るまでも無く割増料金。特に僕は下山時の降りのリフトで測った時に、僕以外の仲間が15kg以内に収まっていたのにも拘わらず、その段階で尚20kgオーバー。消費した水5ℓ、食料諸々考えたらゆうに25kg越えていたはずだった。自分の体でさえ重たいのに、もうすべてが重たいテント泊はこりごり、次回からは必ず小屋泊にしよう、と堅く心に誓った(笑)
ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、楽々八方池山荘へ。ここから八方池へは小一時間のハイキングコース。リフトで登ってきた登山者と観光客に紛れながら八方池を目指して出発した。
ハイキングコースとは言え、基本木道の登りで重たいザックにカメさん歩きでゼイゼイ言いながら登って行った。ここ1ヶ月ぐらいトレーニングしてきたはずなのに所詮付け焼刃、まったく効果も無く、いつも通りの歩みで八方池に到着。眼前にはちっぽけな八方池(笑)と雄大な白馬が広がっていた、はずだった。
湖面は風も弱く鏡状態になる事も多かったが、上空のガスと谷から沸き上がって来るガスのダブルパンチで中々山肌が姿を現してくれる事がなかった。
ガス晴れを待って昼すぎまで待機していたが埒があかず、テン場の確保も心配なんで、取り敢えず唐松岳を目指すことにして本格的な登りに入って行った。
様々なケルンに導かれ、樹林帯を越え、今年は雪が少なく微かになった雪渓を横目に登り、偽ピークを何回もトラバースしてようやく唐松山荘へ着いた。
案の定テン場も満員御礼、谷のずっと下の方まで降りないと張る場所が無く、疲れた足に鞭打って降りて行き何とかテントを設営した。
夕方になり、撮影するために山荘裏のスポットに登り日没を待った。小屋泊まりの人も含め30人程度は居た。周囲は堂々とした五竜岳や不帰の嶮、白馬三山が見えているが、沸き立つガスにそれも掻き消されそうだった。
ガス纏う天狗と白馬三山。
唐松岳山頭部。
く~ッ、雄大なガス。さすが北アルプスだ(笑)
最後の1人になるまで粘って、山荘と五竜岳を撮ってテントに戻った。
戻った後は睡眠不足にすぐ爆睡。翌早朝、起こされるまで前後不覚に眠り続けていた(笑)
2日目に続く。
八方駐車場⇒ゴンドラ⇒八方池⇒唐松岳(ピストン)
ガスが取れない不帰の岩峰
軟弱隊都合5回目となる北アルプス遠征、今回は白馬八方池の絶景を含めた唐松岳遠征とした。第一義的には八方池に映る白馬三山を撮る事、ついでに唐松岳に登り、余裕が有れば五竜まで足を延ばすと言うことにしていたが、出発までの1週間は天気予報にイライラする毎日だった。コロコロ変わる予報に一喜一憂、行く先の変更も大分考えてはみたが、結局前日に予定通りの決行を決め、12日夕方集合し一路安曇野を目指して出発した。
途中、休憩と食事、運転者の交代を繰り返し、大きな渋滞にも遭遇する事無く、翌早朝駐車場へ無事到着した。小心者の僕は人の運転する車では余程の事が無ければ眠る事が出来ない為、例によってほぼ貫徹状態で登る事になったが、最初はリフトの乗り継ぎでスタートのコースだったのでちょっと安心していた。
駐車場で準備中にリフトの往復券の割引券の販売、と言う訳の分らない声がかかり、多分どこかの旅館従業員のこずかい稼ぎだろうと思いながらも、結局それでリフトが千円引きになり、取り敢えず買ってよかった(笑)
今回も全員ザックの重量は測るまでも無く割増料金。特に僕は下山時の降りのリフトで測った時に、僕以外の仲間が15kg以内に収まっていたのにも拘わらず、その段階で尚20kgオーバー。消費した水5ℓ、食料諸々考えたらゆうに25kg越えていたはずだった。自分の体でさえ重たいのに、もうすべてが重たいテント泊はこりごり、次回からは必ず小屋泊にしよう、と堅く心に誓った(笑)
ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、楽々八方池山荘へ。ここから八方池へは小一時間のハイキングコース。リフトで登ってきた登山者と観光客に紛れながら八方池を目指して出発した。
ハイキングコースとは言え、基本木道の登りで重たいザックにカメさん歩きでゼイゼイ言いながら登って行った。ここ1ヶ月ぐらいトレーニングしてきたはずなのに所詮付け焼刃、まったく効果も無く、いつも通りの歩みで八方池に到着。眼前にはちっぽけな八方池(笑)と雄大な白馬が広がっていた、はずだった。
湖面は風も弱く鏡状態になる事も多かったが、上空のガスと谷から沸き上がって来るガスのダブルパンチで中々山肌が姿を現してくれる事がなかった。
ガス晴れを待って昼すぎまで待機していたが埒があかず、テン場の確保も心配なんで、取り敢えず唐松岳を目指すことにして本格的な登りに入って行った。
様々なケルンに導かれ、樹林帯を越え、今年は雪が少なく微かになった雪渓を横目に登り、偽ピークを何回もトラバースしてようやく唐松山荘へ着いた。
案の定テン場も満員御礼、谷のずっと下の方まで降りないと張る場所が無く、疲れた足に鞭打って降りて行き何とかテントを設営した。
夕方になり、撮影するために山荘裏のスポットに登り日没を待った。小屋泊まりの人も含め30人程度は居た。周囲は堂々とした五竜岳や不帰の嶮、白馬三山が見えているが、沸き立つガスにそれも掻き消されそうだった。
ガス纏う天狗と白馬三山。
唐松岳山頭部。
く~ッ、雄大なガス。さすが北アルプスだ(笑)
最後の1人になるまで粘って、山荘と五竜岳を撮ってテントに戻った。
戻った後は睡眠不足にすぐ爆睡。翌早朝、起こされるまで前後不覚に眠り続けていた(笑)
2日目に続く。
by syokeinokujyu
| 2016-08-18 20:00
| 九重以外の山