5月2,3日 北ア燕岳遠征 下山編
PENTAX K3 / SONY TX10
3度目でやっと会えたライチョウ。足先まで白い毛に覆われて可愛いかった。
燕山荘では夜間でも出入りしやすい場所に寝床を割り当ててもらい、比較的楽なスペースで爆睡出来た。夕食時には燕山荘オーナーの恒例のアルプホルンの演奏と色んな注意事項の講話が有ったが、3時過ぎにはきれいな天の川も見えるとも言われていたので起床時間は3時前とした。
睡眠不足と疲れからか起されるまで気付くことも無く熟睡。可哀想な白雪姫は野獣4人のいびきのハーモニーに果たして眠れたのだろうか、部屋の隅っこで布団を被っておびえていたに違いない(爆)
みんなに出遅れること10分。外に出てみると、薄雲は有りそうだがご来光は望めそうなまずまずの空だった。早出の登山者か、テント場もポツポツ明かりが灯り、燕岳とのコラボでまず1枚撮影した。
先に出たみんなを探しに行き、思い思いの場所でスタンバイしている所を見て僕も自分なりのアングルを探そうとイルカ岩を探しに山頂方面に進んで行った。するとかなり遠いかと思っていたイルカ岩が思いの外近くに有って、しかも月と槍ヶ岳とイルカ岩の絶妙のアングルが取れる事が判り早速三脚を出して撮影した。
数枚撮った後、これは後で何言われるか分からないな、と思い、カメラを置いたまま再度小屋周辺で撮っている仲間を呼びにヒイコラ言って戻った。でも結局呼びかけても応答が無く、またヒイコラ戻って夜明けを迎えることにした。
4時を回ると小屋での活動も始まったようで、外に出てくる人も増えてきた。
裏銀座の稜線に月が沈み蒼いマジックアワーが始まった。しかしここで痛恨のミスに気が付いた。わざわざ重いのに持ち上げてきた超広角レンズを小屋に置いてきてしまっていた(-_-;)
取りに戻ると一番良い時間を逃しそうで悶々としていたが、結局諦めてカメラに着けているレンズだけで撮影することにした。
ご来光はやっぱり霞の中からで、届く光もちょっと弱々しいもの。モロゲンもチョッピリ焼けぐらいで残念だったが、それでも残雪をまとった稜線の夜明けは筆舌に尽くしがたいほど美しかった。
はるばる来た甲斐が有ったというものだ。モロゲンは次回に期待しよう。
双六岳や水晶岳などの裏銀座の稜線の夜明け。
南アルプス方面。富士山も見えたと仲間は言っていた。
どこへ行っても槍。存在感が別格。
夜明けの後は一旦小屋へ戻り朝食を摂った。本来はもう一泊して縦走路をいけるところまで行く予定にしていたが、好天のピークが1週間早く来てもう翌日には崩れる予報になっていた為この日下山することに決めた。
下山前に今回のハイライトを実行。
今回もお揃いの特製Tシャツで記念写真。小屋前に居た登山者の羨望とも嘲笑ともつかぬ「馬鹿ですね視線」を感じながら、今一乗り切れないシャイな親父たちは事前に決めていた燕を指差すというポーズもとれずグズグズだった(爆)
ザックをデポし山頂を目指した。
しかし周りを見れば被写体の宝庫、進まない。
やっとのことで燕岳制覇!(^^)!
控えめに槍に向かって制覇のポーズ。
北燕岳越しの多分白馬と剣。
山頂から燕山荘に戻り、デポしたザックを背負い下山開始。小屋側で諦めていたライチョウに遭遇し、今回の登山は90%の出来となった。マイナスは小屋でストックを無くした事と下山時の合戦沢の頭の雪面で7,8メートル滑落したこと。まだスピードが上がる前だったので仰向けからうつ伏せに回転し、借りていたストックを思い切り雪に突き刺し何とか止まる事が出来た。ストック借りてなかったら今頃木に激突して骨折、あるいは下まで滑り落ちてアーメン、ちょっとぞっとした瞬間だった。
下山後は松本の健康ランドで1泊。松本城や神戸の夜景を撮りながら無事帰福した。色々有った登山だったが、日頃の行いの正しい僕のおかげで(3年連続の好天野郎)2日間は天候に恵まれ充実した登山だった(笑)
燕岳が100名山じゃ無いことに驚きだが、秋にもまたこの地を踏めるといいなと思った。
その後順次解散した訳だが、ヘロヘロの親父たちを尻目にまた直接他の場所に撮影行した猛者が居たことは秘密である(笑)
普通は家に帰って寝るわ(爆)
3度目でやっと会えたライチョウ。足先まで白い毛に覆われて可愛いかった。
燕山荘では夜間でも出入りしやすい場所に寝床を割り当ててもらい、比較的楽なスペースで爆睡出来た。夕食時には燕山荘オーナーの恒例のアルプホルンの演奏と色んな注意事項の講話が有ったが、3時過ぎにはきれいな天の川も見えるとも言われていたので起床時間は3時前とした。
睡眠不足と疲れからか起されるまで気付くことも無く熟睡。可哀想な白雪姫は野獣4人のいびきのハーモニーに果たして眠れたのだろうか、部屋の隅っこで布団を被っておびえていたに違いない(爆)
みんなに出遅れること10分。外に出てみると、薄雲は有りそうだがご来光は望めそうなまずまずの空だった。早出の登山者か、テント場もポツポツ明かりが灯り、燕岳とのコラボでまず1枚撮影した。
先に出たみんなを探しに行き、思い思いの場所でスタンバイしている所を見て僕も自分なりのアングルを探そうとイルカ岩を探しに山頂方面に進んで行った。するとかなり遠いかと思っていたイルカ岩が思いの外近くに有って、しかも月と槍ヶ岳とイルカ岩の絶妙のアングルが取れる事が判り早速三脚を出して撮影した。
数枚撮った後、これは後で何言われるか分からないな、と思い、カメラを置いたまま再度小屋周辺で撮っている仲間を呼びにヒイコラ言って戻った。でも結局呼びかけても応答が無く、またヒイコラ戻って夜明けを迎えることにした。
4時を回ると小屋での活動も始まったようで、外に出てくる人も増えてきた。
裏銀座の稜線に月が沈み蒼いマジックアワーが始まった。しかしここで痛恨のミスに気が付いた。わざわざ重いのに持ち上げてきた超広角レンズを小屋に置いてきてしまっていた(-_-;)
取りに戻ると一番良い時間を逃しそうで悶々としていたが、結局諦めてカメラに着けているレンズだけで撮影することにした。
ご来光はやっぱり霞の中からで、届く光もちょっと弱々しいもの。モロゲンもチョッピリ焼けぐらいで残念だったが、それでも残雪をまとった稜線の夜明けは筆舌に尽くしがたいほど美しかった。
はるばる来た甲斐が有ったというものだ。モロゲンは次回に期待しよう。
双六岳や水晶岳などの裏銀座の稜線の夜明け。
南アルプス方面。富士山も見えたと仲間は言っていた。
どこへ行っても槍。存在感が別格。
夜明けの後は一旦小屋へ戻り朝食を摂った。本来はもう一泊して縦走路をいけるところまで行く予定にしていたが、好天のピークが1週間早く来てもう翌日には崩れる予報になっていた為この日下山することに決めた。
下山前に今回のハイライトを実行。
今回もお揃いの特製Tシャツで記念写真。小屋前に居た登山者の羨望とも嘲笑ともつかぬ「馬鹿ですね視線」を感じながら、今一乗り切れないシャイな親父たちは事前に決めていた燕を指差すというポーズもとれずグズグズだった(爆)
ザックをデポし山頂を目指した。
しかし周りを見れば被写体の宝庫、進まない。
やっとのことで燕岳制覇!(^^)!
控えめに槍に向かって制覇のポーズ。
北燕岳越しの多分白馬と剣。
山頂から燕山荘に戻り、デポしたザックを背負い下山開始。小屋側で諦めていたライチョウに遭遇し、今回の登山は90%の出来となった。マイナスは小屋でストックを無くした事と下山時の合戦沢の頭の雪面で7,8メートル滑落したこと。まだスピードが上がる前だったので仰向けからうつ伏せに回転し、借りていたストックを思い切り雪に突き刺し何とか止まる事が出来た。ストック借りてなかったら今頃木に激突して骨折、あるいは下まで滑り落ちてアーメン、ちょっとぞっとした瞬間だった。
下山後は松本の健康ランドで1泊。松本城や神戸の夜景を撮りながら無事帰福した。色々有った登山だったが、日頃の行いの正しい僕のおかげで(3年連続の好天野郎)2日間は天候に恵まれ充実した登山だった(笑)
燕岳が100名山じゃ無いことに驚きだが、秋にもまたこの地を踏めるといいなと思った。
その後順次解散した訳だが、ヘロヘロの親父たちを尻目にまた直接他の場所に撮影行した猛者が居たことは秘密である(笑)
普通は家に帰って寝るわ(爆)
by syokeinokujyu
| 2015-05-08 18:00
| 九重以外の山